馬券の買い目(買い方)については、以下のようなものがあります。
1.1点買い
その名のとおり、1つのレースで(馬券の種類を問わず)1点だけ買う方法です。
例えば「馬番3の単勝1点」や「馬番3、7の馬連1点」などになります。
当然のことながら的中する確率は低いですが、的中した場合は購入金額の100%以上の払戻金を
得ることができますので、ハズレの買い目が含まれる多点買いよりも効率良い買い方といえます。
自信のあるレースでは、この買い方でドカーンと一発勝負!するのもよいかもしれません。
また、馬券購入に慣れるまでは、1点買いがよいのではないでしょうか。
ちなみに私が一番最初に買った馬券は、単勝の1点買いでした。
2.ながし
ながしとは、軸馬(=本命馬。必ず馬券に絡むと予想する馬)から、相手として選んだ何頭かの馬との
組み合わせを買う方法です。
例えば、馬券の種類「馬連」で、馬番「1」を軸馬、相手(「ヒモ」)として馬番「3」、「5」、「7」、「9」の4頭を
選んだ場合(”馬番「1」から、「3」、「5」、「7」、「9」に流す”といいます)の組み合わせは以下のように
なります。
- 「1」-「3」
- 「1」-「5」
- 「1」-「7」
- 「1」-「9」
(計4点)
「軸馬には自信があるが、相手が決まらない」といった場合、すべての出走馬を相手として選ぶ
「総流し」という方法があります。
例えば、出走馬が18頭のレースで、馬券の種類「馬連」、馬番「1」を軸馬として相手を総流しにすると
組み合わせは、「1」-「2」~「18」のように計17点になります。
当然のことながら買い目は多くなりますが、相手に人気薄の馬がきたときは、思いがけず高配当になる
こともあります。
3.フォーメーション
フォーメーションとは、1着、2着、3着、それぞれの着順になる馬を予想して
(※注:三連単の場合。三連複の場合は着順を問わず)
そのすべての組み合わせを買う方法です。
例えば、馬券の種類「三連単」で、以下のようにそれぞれの着順になる馬(番)を予想したとします。
- 1着:「1」、「3」
- 2着:「5」、「7」
- 3着:「9」、「11」
その場合の組み合わせは以下のようになります。
- 「1」-「5」-「9」
- 「1」-「5」-「11」
- 「1」-「7」-「9」
- 「1」-「7」-「11」
- 「3」-「5」-「9」
- 「3」-「5」-「11」
- 「3」-「7」-「9」
- 「3」-「7」-「11」
(計8通り)
「この馬は、1着はないが2、3着にはなりそうだ」とか、「この馬は、3着なら可能性があるかも」
などと予想をしたりして、組み合わせしだいでは 「流し」に比べると買い目を絞ることができるのが
利点といえます。
4.ボックス
ボックスとは、選んだ馬すべての組み合わせを買う方法です。
例えば、馬券の種類「馬連」で、馬番「1」、「3」、「5」の3頭をボックスで買った場合、選んだ3頭すべての
組み合わせは以下のようになります。
- 「1」-「3」
- 「1」-「5」
- 「3」-「5」
(計3通り)
買い目が増えてしまいますが、軸馬が決まらないレースなどに使うとよいかもしれません。
5.マルチ
マルチとは、「馬単」や「三連単」のように、着順を含めて予想する馬券の種類において使われるもので
軸馬と相手の着順に関わらず、すべての組み合わせを買う方法です。
例えば、馬券の種類「馬単」で、馬番「1」を1着となる軸馬、相手として馬番「3」、「5」、「7」の3頭を
選んだ場合の組み合わせは以下のようになります。
- 「1」-「3」
- 「1」-「5」
- 「1」-「7」
(計3点)
この組み合わせをマルチ指定で買うと・・・
- 「1」-「3」
- 「1」-「5」
- 「1」-「7」
- 「3」-「1」
- 「5」-「1」
- 「7」-「1」
(計6点)
軸馬の馬番「1」が1着になる場合の組み合わせに加えて、相手として選んだ馬番「3」、「5」、「7」が
1着、かつ軸馬「1」が2着になった場合の組み合わせも買い目に含まれることになります。
(これを「馬単の裏表を買う」と言ったりします)
「三連単」の場合は、軸1頭マルチと軸2頭マルチの買い方があります。
例えば、軸1頭マルチの場合で、馬番「1」を軸馬、相手として馬番「3」、「5」、「7」の3頭を選んだ場合
馬番「1」が3着以内、かつ相手として選んだ馬番「3」、「5」、「7」のうち、いずれか2頭が3着以内に
なれば的中となります。
また、軸2頭マルチの場合で、馬番「1」と「3」を軸馬、相手として馬番「5」、「7」の2頭を選んだ場合
馬番「1」と「3」が3着以内、かつ相手として選んだ馬番「5」、「7」のいずれか1頭が3着以内になれば
的中となります。
マルチは、勝つかどうかはわからないが3着以内がほぼ間違いなく堅いと予想される自信の軸馬が
いるレースで使うとよいかもしれません。相手として選んだ人気薄の馬が1、2着になった場合などに
思いがけず高配当になる可能性があります。
以上
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